付知川支流 東股谷 出ケ谷 【北夕森山】

付知川支流 東股谷 出ケ谷ダシガダニ 【北夕森山】
2008年10月5日
渡辺 伊藤

 監督!、私よりヘッポコ草野球を選んだあなたは、私の一番弟子から除籍致します。しかし、お陰で我がクラブの“優香こと” 栄ちゃんと二人きりの楽しい山行を得ることが出来た。

         IMG_2198.jpg

 観光地、不動滝売店の駐車場に車を置き観光用遊歩道を通って「不動滝」「仙樽の滝」を見て吊橋を渡り「出ケ谷」の出合いに着きます。

IMG_2202.jpg

 出ケ谷は予想したように小さな谷でした。細い流れの岩肌には濃い緑の苔が生えています。入渓して直ぐに私は流木の丸太に足を乗せたらスルリと滑って尻餅を付きました。それで治まるかと思ったが勢い余って下の小さな淵に仰向けにドボンと落ちました。ザックを背負っており、挙げ句に頭が下に下がっているため水没したままジタバタしましたが起き上がれません。鼻から口から一杯水を飲みました。栄ちゃんが助けてくれると思ったが助けてくれませんでした。必死になって起き上がって栄ちゃんを見たら、私に気付かずドンドン先を歩いていってました。全身ずぶ濡れです。『あぁー、死ぬかと思った』

IMG_2216.jpg

 途中、栄ちゃんに頼んで私だけキノコ狩りを一時間ほどさせて貰いました。許されるキノコ狩りのシーズンは過ぎているので絶対内緒です。15cm程のアの付くキノコ1個と、イの付くキノコを5個見つけましたが収穫しませんでした。もうお仕舞いにしようとした途端に35cmのイの付くキノコを発見してしまったのです。驚きました。私の長いキノコ狩りの歴史の中でもこんなのは始めてです。しかし、そのキノコは栄ちゃんに横取りされました。塩焼きにして日本酒で一杯やるのだそうです。今頃は我がクラブの“ウワバミ”こと 栄ちゃんのお腹に納まっていることと思います。

IMG_2227.jpg

         IMG_2234.jpg

 夕森山の登山道が流れに沿って付かず離れず続いています。入渓して三時間くらい歩いたが、水量も谷の規模も衰えません。それより上るに従ってそれなりの滝も現われます。但し、単調なので少し飽きてきた頃、登山道の「最後の水場」という看板の所で大休止しました。ここから登山道は大きく出ケ谷から離れて尾根に向かっていきます。標高的にもこれ以上遡行しても余り面白くなさそうな気がしたので栄ちゃんに「ここからは登山道を上ろうか?」って言ったら、「いや、まだ谷を行きますよっ!」って言う。「あぁ、そう」

IMG_2239.jpg

         IMG_2242.jpg

 両脇を植林されたヒノキの林が尽きる頃、水は伏流と成って谷は終わった。目の前には熊笹が広がる。藪漕ぎ突入。猛烈に密集した笹と急峻な岩混じりな藪漕ぎは困難だった。単位平米辺りの生い茂る笹の量は半端ではない。おまけに等高線が込んで急なので笹を掴んで這い上がろうとしてもずり落ちる。藪漕ぎにグレードが有るとしたら今までで一番最上級だったかも。最近の山行は少しアンチョコだったし、ヘコタレた精神と体力で望んでいたため、本当にヘコタレました。1時間半藪を漕いで、やっと山頂直下の登山道に出た。
山頂までは僅かだと思うが、ヘコタレている上に雨までぱらついて来た為、そのまま下山することにした。

IMG_2243.jpg

 小雨が降り続く中を下山し、藪臭をプンプンさせ汚ったない服のまま不動滝売店の「不動の湯」へ行き「お風呂に入れるか?」と聞くと「二人ご一緒ですか?、どうぞ」と、言う。
 車から着替えを持って戻ると「家族風呂を一つ用意しておきました。ゆっくりどうぞ」と、言う。私は何も問題ないのだが、栄ちゃんが「それは嫌だ」と、言う。私的には一緒に風呂へ入れなかったのが残念であったが、もし一緒に入っていたらもっと残念なモノを見てしまったかもしれない。入浴料1000円。
お仕舞い。                                                   記録 渡辺

IMG_2262.jpg

不動滝 民宿ひろづき 0573-82-2950




スポンサーサイト
カテゴリ
FC2カウンター