県連雪山登山学校   【木曽駒ケ岳】

県連雪山登山学校   【木曽駒ケ岳】
2009年12月13日

TOKI:渡辺・栄治・大祐・伸子・啓子
多治見労山:8名 岐阜ケルン:1名    計14名

瑞浪6:00=菅の台8:12=千畳敷9:30
千畳敷14:00=菅の台15:50=瑞浪17:40

うわー、雪山だーっ!!
伊那谷の向こうに連なる山並みの白い稜線が青空に映える。目の覚めるような景色だ、眠くないけど。仕事の忙しい美香さんもこの眺めでリフレッシュ、無風快晴でぜんぜん寒くないです和田さん、だから今日はランニングでもOK?基さん、何度も見てるかもしれないけどこんないい日は滅多にないだろう浦本さん、家にいる大阪人のダンナにも、みんなに見せてあげたい!美しい言葉でこの眺めを表現してくれました、栄治さんは詩人だなあ。とても心配だった雪山、単独で行く勇気はないけどせっかく山岳会に入ったのだから、会だからこそできること、新しいことをやってみよう。講習会はすばらしい天気ではじまりました。本日の講師は渡辺会長です。ドキドキわくわく。
教えてもらった技術、注意点を忘れないうちに書きとめておこう。

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*バスやロープウエイに乗るときは、危ないからピッケルやワカンはザックから外そう。
*雪山では寒い中ぐずぐず準備していてはだめだ。スパッツはすぐつけられるように、右左がわか
 るようにしておく。テント内で装着を済ませておく。
*靴の履きなおしもできないから、紐はしっかりしめよう。
*手袋は必ず紐をつける。むやみに置いて装備を風で飛ばされたり滑らせて失くさないように。
*フラットフィッティングは斜面に足裏を押し付けるように歩く。
*少し急になったらキックステップにして鉛直方向に体重をかける。登りはつま先をぐっと押すよ
 うに、降りはかかとを押し込むように。
*他の人のことも考えて歩幅を大きくしすぎないように。
*岩は3点支持だが、雪山はピッケルと足の2点支持で、①刺す、②足、③足、①刺す、②足、
 ③足。心配な時はピッケルの効き具合を確認してから足を出す。
*方向転換する時も①②③を守る。ピッケルを刺して片足ずつ向きを変え、完全に向きが変わって
 から進み出す。
*休憩する時は、足場をよく踏み固めてピッケルを体の前にしっかり刺して足ではさむように座
 る。ザックをおろす時は滑り落ちていかないように体に留めておく。
*雪崩そうな箇所では、ザックやピッケルのバンドを外して素早く行動する。
*特に降りはアイゼンで自分の足やスパッツで引っ掛けて転びやすいので気をつける。降りは少し
 前の人と間を空けて歩く。
*滑落停止方法。ピッケルを持っている腕が伸びきってしまわないように脇をしめる。
 両足を上げる。反対向きもでき るように。
*幼木の側には近づかない。穴が深いと落ちたら出てきにくい。
*歩く時は下ばかり向かず、時々進行方向や後ろを振り返って地形を覚えておく。
*ラッセルは目標地点に向かってできるだけまっすぐに進む。視界不良時や降雪後でもトレースを
 見失いにくい。先頭は下を向きがちなので後ろの人が方向を指示してあげる。
*ザックを使った簡易雪洞つくり。練習しておけば本番でそういえばこういう場合はこうするんだっ
 たと思い出せるから練習しておくことは大事だ。
*地形図を見ておくこと。現場で地形図と照合してみると高度や距離などの感覚をつかめるように
 なる。

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体操後、スパッツと靴紐の結び方の教示。そういえば高時山の公開山行時にも靴紐を教えてもらったのにすっかり忘れていました、反省。大事なことを教えてもらえる、山岳会ってありがたい。いつもみんなにいろいろ教えてもらって覚えることだらけです。TOKIA.C.に入って本当に良かったと思っています。いよいよ歩行練習開始。気がつくとみんなサングラスをしています。わたしもあわててメガネから交換、そんなに日差しがまぶしいとは感じなかったけど、後で大祐さんの目が真っ赤になっているのを見ると、まぶしいと感じる前に準備して身につけることが大事だと思いました。ロープウェイの駅を出る前にしておくべきことでしたまだ行動していないのに、その前段階として装備をすばやく整えることさえ難しい。

012 - コピー

雪の斜面は本当に真っ白で、歩くとズボズボ沈みます。ワカンは使わなかったけど、このような状況の時に使うと効果があるそうです。使ってみたかった、残念。でも自分はちゃんと歩けただろうか。歩いて剥がれたクラストが、ゆるい斜面を音もなく滑り落ちていく。こうして本当に手袋が滑って落ちてしまうのだと実感。人間も雪もみんな落ちていくんだなあ。ああ落ちてはいかん!脱いだ手袋は必ずポケットに入れるよう気をつけなければ、と思いながらもつい足の間に挟んでみたり片手に持ったまま別の作業をしたり。普段できないことが本ちゃんでできるとは思えません、だから講習でしっかり教えてもらって普段からできるようになっておかなければならない。思うだけでなく、実際にできるようにならなければ。それにしてもこのドラえもんのポッケは大層便利で、穴があいても色が変わってもゴムが伸びても毛羽立っても撥水性がなくなっても捨てられません。でも防水性がないので雪山には不十分なウエアです。服の上下だけで10万円の人、魚くさい人、新品の人、黒い人、みんな装備はいろいろだなあ。

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ピッケルやアイゼンをはじめて使いました。なんだか急に山の人になった気がします。持っていることが嬉しい、でも宝の持ち腐れにならないようにちゃんと使えるようになるぞ、と心の中で思った途端、「うちの会はこういうところは行かんでね。」道具代さようならぁー。ピッケルの長さが疑問でしたがまあこんなもんらしいです。短かったら愛知さんに押し売りしようと思って名前を書いていませんでしたが、家に帰って早速記名しました。スパッツの右と左も。ピッケルバンドも工夫しよう。それから、見やすい色というのも大事なことでした。

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今回はぜんぜん寒くなかったのでウエアリングは成功でした。無風快晴でもやっぱり風がぴゅーと吹く時があり、その一瞬は頬や耳が冷たい。多分もっと寒くて厳しいことの方が断然多いだろうから、もう少し過酷な条件を練習として経験しておきたかったなとも思いました。だけど厳しい条件では楽しくない、もう2度と雪山なんて行かないぞと思ったかもしれない。そうなったら本当に腐った宝です。そうならないようまた行きましょう。本当に今日のような天気で、みんなで行けたらどんなに素晴らしいだろう。
今日もいろいろ発見した楽しい一日となりました。ソースかつ丼とかつサンドとみたらし?を目で食べて無事帰路につきました。
                      記録 啓子

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