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横川谷支流・中ン谷

2010年4月25日
横川谷支流・中ン谷  【雨乞棚山】
渡辺・伸子

瑞浪5:00=福岡町矢平P6:25/6:45-入渓7:00-新しい橋の下7:40-大滝6m8:00-
高巻き始り8:30-高巻き終わり下の林道10:15-再入渓10:35-二股10:00-
上の林道11:30-矢平P14:30=瑞浪16:00

 今回は参加できる人が少なく、隊長とヘッポコ隊員の二人の山行となりました。
向かうは「雨乞棚山」。今日ばかりは雨は乞いません。
 ひっそりとした集落のごみ収集場所の前に駐車。そこには小さな道祖神様(?)がいらっしゃった。
今日の山行から無事に帰ってこられるよう、こっそりとお祈りする。
二人の山行と言う事は、万が一、万が一にも隊長に何かあったら、私が一人で対処しなければならぬ。
しかしそんな技量を持たない私は、何も起こらない事を祈るしかなかった。
考えてみたら、こんな私と二人での山行を決行する隊長は命知らずである。

中ン谷1

       中ン谷2

 支度をして6:25出発!休耕田のあぜ道を通って沢へ下りる。あー、久し振りの沢だ。沢はいいなー。
去年行った幾つかの沢に比べると、小さな沢だった。水量も少ない。
これならあまり足を濡らす事もなさそうだと、ひょこひょこ進んでいると、
どう言う訳かザックを甲羅にして亀のように仰向けにひっくり返って転ぶ。
しかし、ザックの上に乗っかったのと、冬用の防水パンツのおかげで濡れずに済んだ。
1時間ほどの間に小さい堰堤が短い間隔で出てくる。巻く。

中ン谷3

       中ン谷4

中ン谷5

中ン谷6

       中ン谷7

 休憩をして、新しく出来た林道の橋の下をくぐり、登り始めると、滝が出てきた。
夏なら行けたであろうが、ここも高巻くことにする。隊長が「イバラだらけだ」と言った。
そしてここから、まさしく「イバラの道の高巻き地獄」へと突入していく。
 何度か隊長が沢へ戻ろうと様子を見るも、斜面が急で危険なとこばかりで下りられない。
もう少しもう少しと高巻きを続けるが、沢の音も遠のいて行くー。
 登る時に木につかまると、枯れていたり腐っていたりして木が折れてしまい非常に危ない。
隊長が知らないところで私は何度も滑ってずり落ちていた。一歩進んで二歩ずり落ちる。
落ちたところに石があった。まだ今日で2回目の防水パンツに穴を開ける。くそー、トホホ。
それにササヤブや小枝が跳ね返って顔に当るわ当るわ。
親にも叩かれた事のない大事な顔に、往復ビンタを食らったように枝が当る。あー、顔に傷が付いたに違いない。
後の休憩で恐る恐る鏡を見たら、口の横に擦り傷がついていた。
私のお肌が弾力に満ちているのか、はたまた、面の皮が厚いのか、この程度で済んで良かった。
隊長は何度も地図を見て位置を確かめている。方位と等高線から大体の位置の見当をつけて進んでいく。
サバイバルだ。

中ン谷8

       中ン谷9

 やっと、下りられそうな斜面を下って沢へ。
高巻き地獄脱出!「お~沢よ、久し振りだの~!」そしてまたこの場所が素晴らしく美しかった。
石に綺麗に苔がついて、そこに木漏れ日が当たり、緑に輝いていた。庭園のようだった。
感動ひとしお。沢の石に苔がつくのは珍しいのだと、奥入瀬に行った時に聞いた。奥入瀬の苔にも勝るぞ。
沢に出たのは10:20頃。途中で休憩をしてなんと2時間弱も高巻いていた。

       中ン谷10

       中ン谷11

 さーて、ここからが本番だ、沢登り再開!大きな岩もないし水量が少ないので沢を歩ける。
比較的登りつらい場所もない。
隊長が「い」のつく山菜取りをしながら登るゆっくりペースが私にはちょうどよかった。
滑って転ぶ事も怪我をすることも無く余裕をかましていた。
生意気にも「もの足りん」位のことを思ったりしていた。隊長がまた地図を出す。
「このまま沢を北に向かって登っていくと、帰りが大変な事になる。」と言うことで沢登りは終わる。
 そしてまた悪夢の斜面を登り始める。そして、あっさり林道に出た。
えー、もう林道?意気込んでいただけに、またしても物足りなさを感じる。いや、楽でよかったのだ。

       中ン谷12

       中ン谷13

 帰りの林道は、まだ時間も早いし「たらの芽」探しをしながら、のんびり歩く。
多分隊長も今日はまだ体力が有り余っていたのであろう、
林道の斜面の上のたらの芽をセルフビレーしてまで採りに行った。
たらの芽、蕨、こしあぶら。色んな山菜を見つけて、鶯のまだ下手な鳴き声を聞き、
そしてなんと野生のカモシカにも会えた。
そして、ぴったんこ!駐車した場所にすんなり戻る。
でもこれも全て隊長の地図を読む力のおかげである。

中ン谷14

 今回の山行で一番印象に残ったのは、「地図」である。
沢でも高巻きの斜面でも林道でも、隊長は何度も地図を出して確認していた。
その地図を私が見ても、何が何やらさっぱりわからん。少し説明してもらうと、
なるほどそうか、と少し分かった気になった。
もう少し地図を見る習慣をつけようと思った春の一日でした。 
                                記録 伸子



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