付知川支流 東股谷 竜ケ髯谷

2010年7月19日
付知川支流 東股谷 竜ケ髯谷 【井出ノ小路山】 
渡辺・美香子・大祐・伸子

瑞浪4:00=竜ケ髯林道P5:40/6:10-竜ケ髯谷口6:30-大滝6:40/7:40-
林道6カーブ8:35/8:50-大堰堤9:35-男鹿滝10:50/11:10-上の二股12:5-
林道12:40/13:10-P14:15/14:35=16:15瑞浪

 二ヶ月ぶりの山行。ここのところ悪天候で計画が延期になっていた。
今回、基さん以外は行けると思っていたら、残念な事に浦本さんも栄治さんも都合により参加できず、
なんと和田さんまでが、会の沢登りより山城温泉の夜を取って欠席。
と言うわけで四人で出発!午前四時集合。こんなに早く活動してるなんて私としては「あり得ねー!」

1竜ケ髯

2竜ケ髯

3竜ケ髯

       4竜ケ髯

 今日の沢は「竜ケ髯谷」。またおかしな名前の谷です。誰がつけるんでしょうなー。
林道からの入渓もすんなり。一昨日までの連日の雨で水量は多い。
おーっと、いきなり滝が出てきた! 取り付くには深みを少し泳がないといけない。
ロープを出していけば行けそうなので、まずは大祐さんが行く。大祐さんは難なく滝の上へ。
みんなの安全の為、念入りにビレイを取ってくれている。次は私だ。ザックが浮いて足も浮く。
少し泳いで岩に取り付く。そこまではまあ良かったが、その後が恐かった。マジで滑り落ちそうだった。
必死に堪えてなんとか通過。ほーっ。始まったばかりなのに、胸下までずぶ濡れ。
大祐さんが、「ここはまだ序の口です。核心部はまだこれからです。」と言う。
いや、さっき滝の下で渡辺さんが「これを越えればその先は河原みたいなもんだ」と言っていたが・・・
でも大祐さんはこの沢には一度来ているのだ。大祐さんが正しい。

5竜ケ髯

7竜ケ髯

8竜ケ髯

       9竜ケ髯

 続いて美香さんも無事到着。そして渡辺さんも。渡辺さんは「恐かった」と言った。
渡辺さんが恐いのは水である。ロープが弛んでいたので岩に取り付くまでかなり恐かったらしい。
渡辺さんがあたふたしている姿を滝の上からは見えないのは残念であった。
渡辺さんにも、この滝は序の口であるという衝撃の事実を伝える。
そして又すぐにロープ登場。深みから岩に取り付く、が、うー、身動きできない!
あー、手が滑るぅ!気が付くと落ちていた。ドボン。一瞬頭が真っ白になる。落ち着け、命綱がある。
再度挑戦。次は無事上がれた。ひゅ~。今日は最初からすごいや。
この先ゴルジュで核心部に入るところで、核心部はやっぱりキツイので、
この沢に一番来たかった栄治さんに今度任せることにして、巻くことにする。

       10竜ケ髯

       11竜ケ髯

12竜ケ髯

 早々に皆ずぶ濡れだ。まだ太陽も低いので寒い。身体に震えがくる。
しかし大祐さんは「さらっとしてる」らしい。そりゃそうだ。
本日の大祐さんのいで立ちにはお金が掛かっておるのだ。
超撥水製の上下、インナーだ。なんでも栄治さんが着ていたのを見て、即効注文して買ったらしい。
私と美香さんは「古ジャージルック」。渡辺さんはも少しマシだけど多分年季が入ってる。
大祐さんを羨ましくも思いながら、「でも沢のウエアにお金はかけられん。
破れる。古ジャージで充分だ」とガタガタ身震いしながら理由をつける。

13竜ケ髯

       14竜ケ髯


15竜ケ髯

16竜ケ髯

       17竜ケ髯

       18竜ケ髯

       19竜ケ髯

 竜ケ髯谷は、中くらいの滝が次から次に出てくる。
でも、もうロープを出すほどの滝はなく、頑張れば自力で登れる滝ばかり。
堰堤もいくつか出てきたけど、高巻きしやすい所ばかりだった。
岩の滑り台でスライダーしたり、男鹿の滝で滝に打たれたり、最後まで飽きる事のない楽しい沢だ。
カエルにも三度遭遇。一匹などは多分オスのカエルであったのだろう、
大祐さんに滝壺に突き落とされるも浮かび上がって、私の足に登ってきた。
こんな所に住んでいるカエルは「人間」を見る事は初めてなんじゃないかな。
渡辺さんが大接近してカメラを向けても、ピクリとも動かない。

       20竜ケ髯

       21竜ケ髯

 終盤はそれぞれが、自分のルートで進む。大祐さんは果敢に挑戦。美香さんは遠回りでも安全なルート。
渡辺さんは、ふと横を見ると、とても若い足取りでぴょんぴょん石を飛んでいる。
私は自分のルートを探っている時間の余裕がなく、前に行く人の後を付いていくのに必死だが、
大祐さんの後ろを付いて行って失敗したりして、美香さんの後を付いて行くようにしていた。
でも時々、自分で「こっちに行ってみよう」と進んだりするのは些細な事だけど面白い。

       22竜ケ髯

23竜ケ髯

 最後の難所、そこは渡辺さんがトップで登った。次に美香さん苦労して登る。
それを見て、「こりゃ、私は無理だ、足が届かん」と思うが、そんな事は言っておられぬ。
とにかく取り付く。が、ははは、やっぱり無理だった。1年ぶりの「ファイト一発」である。
上から渡辺さんに引っ張ってもらい、下から大祐さんに押し上げてもらい、
あられも無い格好で岩にしがみ付き登る。毎度、ご迷惑掛けます。
地図を見て、林道に上がる。あー、楽しかったな。

       25竜ケ髯

 いつも林道歩きで膝の裏の外側が痛くなるが、今回は痛くならず元気に歩けた。
うんうん、これは正しく!日々地道にアンクルウエイトを装着して太ももの後ろの
筋肉を鍛えながら過ごしている成果の賜物ではないのか!よし、これからも続けよう。
でも相変わらず転んだ。一回目、岩で滑った、左の足を変な風にひねった(これが今でもすごく痛い)。
二回目、浮石に足を乗せバランス崩して四つん這いに転ぶ。この時右膝を強打。
三回目、みんなの見ていない所で尻モチをつく。私の最大の弱点、尾骶骨を強打する事だけは免れた。
そして身体はあざだらけ。知らない人が私の身体を見たら、誰かに虐待されているのではないかと思うだろう。
 今回は、途中、大祐さんが「お助け紐」を出してくれたところを、紐に頼らず自力で登れた。
大祐さんに「だいぶ上達したね」と言われて嬉しかった。少しずつ上達していきます!

 今回は、つい先日、可児で大きな水害があったばかりだったので、何となくずっと、
「水は恐いものだぞ」という気持ちがあった。自然は恐ろしい。
水害のニュースでうねる様に流れる川を見て、「恐い」と思いながらも、
沢登りを楽しみに来ている自分をなんか不思議に思った。
岩から滑り落ちて滝壺で少し流された時も、水害で川に流された人のことが頭をよぎった。
自然は時々人間がしている事に怒り、大暴れして、見せしめに善人の命を奪う。
我が物顔でズカズカ山に入るのではなく、「今日はおじゃまします」という気持ちで入りたい。
                       記録:伸子




           注意 以下のビデオは再生すると音が出ます

      

      










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