加子母川 一ノ谷

2011年11月13日
東本谷(加子母川)支流 一ノ谷  【一ノ谷の頭】
渡辺・大祐・千浩・秀美・智尋

瑞浪5:00=乙女渓谷キャンプ場P6:30/7:00-(林道徒歩)一ノ谷入渓7:20-10m大滝8:30-
1250m辺り9:10-水流の終り-藪突入11:00-岩峰11:30/11:50-一ノ沢頭12:10/12:30-
第一高原13:40/14:00(二ノ谷下降)-夫婦滝15:15/15:30-キャンプ場P16:30/16:45=18:50瑞浪

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 目指す谷は加子母川支流の“一ノ沢”。この谷のフィナーレは “一ノ沢の頭” である。
“一ノ沢の頭” に出ても、そこから下山のための林道、または作業道が近くに通ってなければ
下山は困難であり谷を下り直すしかないのだ。
しかし幸いに加子母の方々による高時山から長大なパノラマルートとして登山道が開かれ
整備管理されているお陰でそれを利用させていただく事が出来る。

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 “乙女渓谷キャンプ場” 駐車場から林道を20分ほど歩き、枝林道が最も渓に近づいた所から入渓。
するといきなり堰堤が出現。堰堤の高巻きで早速トラブル発生。
幸い外傷は認められなかったが初っ端だけに二人の精神的ダメージは大きかったと思う。
その後、その事件にはお互い触れないようして再び入渓。

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 紅葉の名残の渓は小滝が続き、大きな淵も無く快適に進む。
時に現れる2~3mほどの滝もシャワークライミングモドキでサクサクと登っていった。
“サクサク”って、スピードが速いよ!。私以外の四人は30代だもんね。

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私は気付いていた。
何者かが木の葉隠れに我々を見つめていた事を。
あれは笑った顔か、泣き顔か。それとも怒っていたのか。
・・・な~んちゃってポーズ

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 滝、また滝。そして簾の様に流れを落とす10mほどの大滝が現れる。
ここは裏木曽の渓には珍しく原生に近い森林に囲まれて
私が最も山旅の理想郷としている場所に思える。

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 覚醒して眼が回ってきた。
いや皆のスピードに付いて行くのは苦しく眩暈がしてきたのか。

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 更に滝は続く。
原始より誰も訪れた事の無いような時間の止まった谷。
苔むした滝と渓。妖精が現れるかの如し。
『おやハリー!、魔法の棒を取り出しましたね。まさか山の妖精を捕らえる積りじゃないよねぇ?』
・・・だんだん文章もおかしくなってきたな

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 1300m辺り、傾斜が緩くなった所まで来ると突然一陣の風が吹き、落ち葉が渦を巻いて舞った。
刹那、景色が一変した。水流も消えた。
何者かに初冬の深い森の中に連れてこられてしまった。
・・・ここはどこだ?

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 密集した木々の小枝は行く手を阻み益々薮っぽくなってきた。
その藪も激笹薮と化して更に困難なモノとなった。
1700m辺りの岩峰記号に出たが、まだ其処から“一ノ谷の頭”までは
距離300m、標高差80mの藪が待っていました。

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 ついに登山道に出た。そこには “一ノ谷の頭” の看板が掛かる。
夢は終わった。
これから長い道のりを帰らなければ成らない。
歩みが重い。時折みなは私を待ってくれているが、歩き出すと再び直ぐにみんなの姿は見えなくなってしまう。
追い付く度に 「走った?」 って聞きたくなってしまう。

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ダラダラ長い坂をトロトロになって上り切ると第一高原。
みなはとっくに一息入れている。
「走った?」
此処から下山は二ノ谷を下ろう。

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 二ノ谷登山道は主に上りで、下りは通常三ノ谷登山道が利用されている。
が、今日は二ノ谷をあえて下るのだ。
危ない急下降だけど、見所一杯で疲れや膝の痛みを幾らかは癒してくれるだろう。

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 9時間半の長い山歩き。 たった一日の山旅。
仲間以外誰も居ない静かな山歩き。 晩秋から初冬の山旅。
疲れた。けどと、ても快い疲れだった。
記録:渡辺

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一ノ谷地図






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