唐松岳  【北アルプス】

2012年7月26日・27日
唐松岳  【北アルプス】
近藤・他1

7/26 八方ゴンドラ駅7:00→八方池8:30→唐松岳頂上山荘11:50→唐松岳山頂13:30
7/27 唐松岳幕場7:10→八方池9:00→八方ゴンドラ駅11:


 昨年涸沢に同行したまりちゃんから、連休が取れたので唐松岳へ行きたいとメールが来た。
梅雨も明け好天続きの今は高山植物も見頃だろう。こんな時期にピークハントなどしたこともなくOKした。
仕事の合間に無理やり休みを入れて前日にJRで切符の購入をする。
朝一番で八方のバスターミナルに夜行バスが付くというまりちゃんに合わせるには、
朝こちらを出発するには間に合わない。車ならともかく、一人では電車の方が安く上がるし楽である。
夕方仕事を5時ピッタリに終業して18時半電車に乗り込んだ。
多治見から特急しなのに乗り換えて一路松本へ、ここからまた普通列車で白馬村へ向かう。
白馬には22時半に到着。少し遠いが八方のゴンドラ乗り場まで歩いて移動、
そのまま乗り場にてシュラフのみで仮眠とした。
久しぶりの涼しい夜、地元の熱帯夜から久しぶりに解放された快適な夜だった。
◆ 7月26日(水)
 早朝どこからか人が集まりだし目が覚める。
ゴンドラ乗り場のトイレに来る人だ、どうやら駐車場の車の中で仮眠していたようだ。
この時期車じゃー暑いでしょー、と思いながら私もシュラフを撤収してモーニングコーヒーを頂く。
朝の清々しい空気が心を和ませる。軽く朝食を済ませるとまりちゃんが歩いてきて合流する。
 
 平日だというのにすでに乗り場には100人ほどの人、ほとんど高年登山者、そこに中年の私がいる。笑
チケットを購入して早速ゴンドラに乗り込む、7時からの運行だが10分ほど前から始動してくれた。
ゴンドラとスキー場リフト2本を乗り継いで八方池小屋のある終点まで30分弱で運んでくれる。
ありがたや、ありがたや。これがあるからこの八方尾根は人気なんだよね、
特に八方池までは観光地そのもの、ハイヒールとはいかないがこんな格好でという人もいっぱいで閉口する。

 リフトの足元にもたくさんの花が咲き乱れ短い夏に彩りを添えていた。
今日はたくさんの高山植物に出会えそうで楽しみだ。
朝から雲が多く唐松山頂もくっきりと見渡せないが、
白馬三山や小蓮華の稜線は曇り空ながらはっきり見えた。
八方池までの登山道は少し人は多いが順調に来れた。

 初めてのテント泊のまりちゃんも少し重荷ではあるが順調そう。
希望だった岩峰の北アルプスの雄大な景色を前に足取りも軽そうだ。
あいにくの天気ではあるがこれでもまずまずだろう。かえって汗ばむ陽気でないのが私は嬉しい。

 何度か雪渓の残る登山道を進むと樹林帯を通る。
ここでも久しぶりに薄紫色の花が咲くシラネアオイの花と出会えた。
ツマトリソウやサンカヨウの花もなかなか出会えなかったので感動しきりで、
一般登山の楽しみも感じた山行になった。
さすがに風も涼しく下界の気温とは比べ物にならない快適な登山。

 カラマツの登山道をもう少し上がると小屋の裏手に飛び出た。時
間は早かったがさっそく幕場の手続きを済ませテントを設営する。まずは暖かいコーヒーで一息入れた。
とても快適な山の気温、のんびりとした時間を過ごす。ちょっとガスが多いが山頂まで行ってみますか。

 山頂まで30分弱、まりちゃんと行ってみた。真っ白なガスが山頂付近を覆う、
切れ間から覗く岩峰群は北アルプス独特の迫力がある。
記念撮影をして明日の朝の御来光を期待し幕場に戻った。

 夜は私の得意ではない料理で夕食となる。茄子をたくさん使った麻婆茄子。
料理人が悪くても山の上では美味しい。のんびりとしたテント暮らしは気に入ってくれただろうか。
超快適な夜を過ごせ、快眠となった。
まりちゃんは寝れなかったようだが、私の寝息じゃ子守唄にもならなかったか。笑

◆ 7月27日(木)
 本当に久しぶりの暑苦しい夜から解放され快眠できた。むしろ寒いくらいの朝を迎えた。
4時起床ご来光に間に合うようにすぐに幕場を出発する。
どうやら今日は雲も少なそう、景色も楽しめそうだ。

 稜線に上がり明るくなってきた空で日の出を間近に感じる。足早に山頂を目指す。
すでに多くの登山者もご来光を眺めようと山頂に集まっていた。
地元?の中学生らの研修旅行一行も小屋裏の小ピークでご来光を眺めるようで
100名を超える生徒が集まっていた。

 薄明るくなった山々を写真に収め、
いよいよ日の出を迎えた。雲海のはるか向こうから日が差し込んでくる。
感動するシーンだ、わーと廻りから声が上がる。
遠くに富士山も雲海の上に頭を出し素晴らしい景色の一部となっていた。
しばらくの間、ぼーと朝の静けさの中で日が昇るのを見入っていた。ゆっくりと登って行く。
頭上付近にある日中の動きよりは早く感じられる。しばらくで山全体をうす赤く染めた
ほんとうに美しい、山と女性は。笑

 気温14度、合羽を着込んでちょうどいいくらい。久しぶりの御来光を眺め幕場に戻った。
のんびりした朝だ、朝食食べゆっくりコーヒータイム。今日は撤収して下山のみ。
テントの撤収を済ませて綺麗な唐松の小屋に挨拶をして下山にかかった。

 今日もたくさんの方が下から上がってくるのが確認できる。
しばらくで八方池も眼下に見えてくる。すでに池にはたくさんの登山者。
ほんとうにここは人気のコースだね。高山植物の写真を撮りながらゆっくりと下山。
行きにも寄ったが我々ももう一度八方池に立ち寄り、
昨日より風がないので池に写った白馬の山々などを写真に収めた。

 ここまで下りてくると気温も少し高い、ジワーと汗がにじむ。
中学生の団体の登山者が今日も登って行く。
毎日のように団体がきて唐松小屋に泊まっている、小屋の人も大変だろうな。

 八方池山荘へ到着する頃にはすでに唐松岳登山者はほぼ入山したか、
八方池までの観光客らしき人の方が多いようだ。
観光客に混じりソフトクリームを食べて、下りのリフトに乗り込む。
足元のお花畑を眺めながらの下山、最後まで楽しめた。
暑い下界を歩きながら町はずれの温泉で汗を流して白馬駅へ。
電車の本数自体少ないので1時間半待ち。
外国人の経営する駅前のコーヒーショップでのんびり過ごし特急あずさ、
しなのに乗り継いで帰宅となった。多治見駅は38度を越した猛暑だった。
まりちゃんお疲れ様でした、また行きましょうね。

記録:近藤








スポンサーサイト
カテゴリ
FC2カウンター