加子母川東本谷・西谷

2012年10月7日
加子母川東本谷・西谷遡行、本谷下降  【小秀山】
渡辺・大祐・千浩

瑞浪5:30=林道P7:00/7:15-東本谷入渓7:35-西谷分岐7:50-藪漕ぎ開始10:35-
支稜線11:50-作業道12:00-本谷ガレ12:10/12:40-上の林道末端14:40-
林道P15:00=瑞浪17:30


 個人的には3ヶ月ぶりの山域研究の山旅である。
さて、今日はどんな蜘蛛の巣ぽい渓が待っているのだろう。
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 林道脇で車を降り小便して林道を詰める。
林道が大崩壊で途切れる手前から東本谷の川床へガレ場50mを下る。
そこは既にしっぽりと濡れ「早く来て」って私たちを待っていた。
いきなり大祐が黒光りした竿を取り出す。 「おぉ! 早速ですか?」

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 生態調査をする大祐の後に続くと左岸より段にった10m程の滝が流れ込んでくる。
これが東本谷の正に本谷からの流れだ。ここが本谷と西谷の分岐。
以前本谷の踏査は、も少し上の林道終点から入渓しておりこの滝は新たな発見である。

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 更になだらかな西谷を行くと直ぐに再び大きな滝が出現した。
正直、あまりこの谷には滝を含めた渓相に期待をしていなかったので大きな喜びである。

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 滝を巻き上がり上部に出るとそこからは数メートルの小滝が続く。
ほぼ巻く事もなく水流に沿ってガンガンと進む。

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 4段ほど続いた最後の堰堤上で大休止。
更に上流には一定の傾斜を保った谷が続き、再び数メートルの滝も延々と続く。
若い二人はガンガンと攻める。オジサンはヒーハー言いながら後を追う。
嬉しい事にホールドスタンス豊富な垂直に近い5mから10m程の滝も時折現れて飽きさせない。

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 お助け紐に引っ張って貰ったり、
我がクラブで唯一のクライマー千浩君リードのフローティングロープで引き摺り上げて貰ったりして高度をグングンと上げていく。若い二人はガンガンとオジサンはヒーハー。
1600m辺りで水のほぼ枯れた二俣となり右へと進む。

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 上部に岩峰が見えてきたころから潅木の藪へと突入。
密集した木々は我々の行く手を阻む。

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ゴジラの背の様な岩峰と同じ高さに来た頃からは熊笹の藪漕ぎが始まった。
稜線は近い。しかし笹漕ぎのお陰で稜線は中々近づいてこない。

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 尾根に出たら新しく切り開かれた作業道に出るはずだ。
しかし尾根に出たけどその作業道は無い。
少しピーク1950mから伸びる尾根から外れたようだ。
尾根を越すと正面に小秀山のピーク。そして秀峰舎の山小屋が山頂に見える。
手間への東斜面は紅葉の盛期を迎えていた。
が、雲が多く鮮やかな色に見れなかった。
そして期待した御嶽山を見る事も出来なかった。

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 笹を掻き分けて少し下ると作業道に出る。
ここはピーク1950mと小秀山との間の鞍部。
小秀山のピークまで往復小一時間。今日はパスだな。


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本谷最上部の更に最上部の大薙の最上部に出て休む。
ここは濃飛流紋岩の墓場である。
積み重るスライスされた岩の谷。

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 大休止をとっていよいよ本谷へ下降する。
少し降りると意図的に積まれたような墓標かケルンが現れる。
これはミニ溶岩ドームである。

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 大薙が終わると谷が狭くなり数メートルの滝が所々に現れる。
下降に困難な所には加子母の衆によって虎ロープがフィックスされている。

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 更に下ると大きな滝が幾つか現れた。
3人とも本谷を遡行した事があるが「記憶に無い」滝ばかりだ。
いい加減なもんです。でもそれでいいのだ。それがいいのだ。

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 まぁそろそろ下るに飽きたころに林道の末端らしきモノがある。
そこに這い上がって林道を下り始める。
下り始めるが何かがおかしい。
それは終了点として予定していた林道より上部のもう一本の林道であった。
でもそれでいいのだ。それがいいのだ。
予定は予定。変更しても誰にも文句を言わないのだ。

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 今朝、大祐が寝坊をして出発が30分も遅れた。
他の誰かが寝坊したとなれば私はそいつ罵声を浴びせたであろう。
しかし超悪い大祐がいたから今日の旅は成功した。
何でなのかをここには書けないのが残念だ。

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 いつも書くが、誰も来ない谷。普通の正しい沢屋なら来たがらない渓。
そんな渓だからこそ記録も無く私には踏査する価値がある。
誰にも会わない谷。当然終日仲間以外誰にも会わない静かな渓の山旅が楽しめる。
人だらけ、クソだらけのアルプスの有名な山への登山を否定はしない。
だって林道で小秀山から下山中の山ガールを見つけると嬉しくなるんだもん。
また山ガールを見にアルプスへ行くか。
記録:渡辺

加子母川東本谷・西谷















































































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