阿智川支流 本谷川 黒 沢

2012年10月21日
阿智川支流 本谷川 黒 沢 【恵那山】
渡辺・智尋

瑞浪5:00=駐車場6:10/630-広河原登山口6:50-不動洞・黒沢分岐7:15/7:30-
10m大滝9:00-登山道11:12-恵那山山頂11:17/12:05-広河原登山口13:50-
駐車場14:20=月川温泉14:40/15:30=瑞浪16:50

 この阿智川支流本谷川の黒沢は船伏せの長大な恵那山頂稜の中でも
直接山頂三角点に突き上げる二つの谷の一つである。
もう一つは中津川支流闇がり谷。
 
 黒沢は2005年6月5日に栄ちゃんをリーダーとして遡行されている。
その時私は急用で参加出来なかった。
数十本の恵那山とその周辺の谷を登ってきた私の中で宿題として残された谷であった。
そしてそれよりも智尋君にとって初めての恵那山登頂という記念すべき山行となるはずである。
また、彼と二人きりの踏査は去年の秋の遭難?騒ぎペアである。

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 今日は二人。多分素早い行動ができるだろうと思い出発を4時から5時に遅らせ出発した。
広河原登山口手前の駐車場は朝早くから他県ナンバーの車で既に満車状態であった。

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 広河原登山口から少し溯った所から谷へ入渓。
堰堤を幾つか越して不動洞と黒沢の分岐点まで駐車場から僅か45分で到着。
ここまで私がトップでガンガンと飛ばして来た。智尋君、着いてこられるか?。
黒沢は階段になった10mほどの滝で不動洞と合流する。

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 ここからは智尋君に先頭を行ってもらう。
彼はビュンビュンと連続する小滝を飛ばして越えていく。付いていけな~い!。
数mの滝が次々と現れ飽きることがない。
そのどれもが水流に沿った直登が可能で、時には飛沫を浴びながらの遡行だ。冷た~い!。

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黒沢に入ってから一時間半で垂直に近い10mほどの大滝に着いた。
2005年6月には榮ちゃんたちが10mの滝を確認しそのまま正面のガリーを詰め
不動洞と黒沢を分ける尾根に迷い込み素晴らしい藪漕ぎを体験している。
要するに彼女らはルート取りを間違えるミスをしている。
山頂三角点へ直接詰めるのはこの大滝が流れ込んでいる谷だろう。
「ホントにこれで大丈夫ですか?」 と智尋君が言う。 「間違いない」

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 狭い谷の中、狭い青空に赤、オレンジ、黄色の紅葉が冴えて綺麗である。
 
 大滝は水流の左脇が弱点と思われ、ホールドも多く直登も可能だろう。
水野君や近藤さんがいたら 「行けっ!」 て言う所だが我々はパス。
だって滑りそうで怖いんだもの。 それに飛沫が掛かって冷たそうなんだもん。

 大滝は正面のガリーを少し登った所からトラバースして高巻き、
急な笹藪を少し分けて落口の上に出た。

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 谷に再び降り立つとその先は両岸が迫る狭いルンゼとなり、そこにはまた滝が連なっている。
ルンゼを越すと谷は大きく広まり本流には20mもの傾斜した滝が現れ
水流をスダレのように落としていた。
左にも急峻な幾段もの滝を抱い支流が流れ込んでいる。 右のスダレの谷へ行こう。
「ホントにこれで大丈夫ですか?」 と再び智尋君が言う。
私を疑っているな。 そりゃ去年のことがあるからね。

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 スダレの滝は階段状で智尋君、水流脇をスイスイと登る。
その先に現れた滝もズンズンと物凄いスピードで登っていく。
素晴らしいスピードだ。これぞ正しくTOKIアルパインクラブスピード。
“紅葉のトンネル” を “時空のトンネル” を超速で駆け上る。
このスピードなら山頂に出たときは時間も遡り、新緑の季節に逆戻りしてしまうだろう。
「智尋君、もう先は見えてきたからもう少しゆっくり行こまあか」
最近私は下りより登りの方が膝が痛い。 特に大きく足を広げ乗り上がった時は特に痛い。

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 水流も少なくなり谷の岩は益々苔っぽくなってきて暫らくで水が切れた。
そこはカンバの木と幾らかの広葉樹の森の中。細い枝に行く手を阻まれながらも上を目指す。

 空が広がり傾斜が緩くなってきた。でも油断は成らない。
「もう直ぐで登山道に出るぞっと思ってからが長いのだ」と言ったところで
智尋君 「登山道が見えます!。人が歩いてます!!」。

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 丁度山ガールが登ってきたタイミングで登山道に出る。 『ラッキー!』
しかしアンラッキーな事に読みは僅かに外れて山頂三角点には出なかった。

 そこから歩くこと5分で山頂に至る。
山頂で智尋君 【初恵那山登頂記念】 の写真を撮って避難小屋見物をし、また山頂に戻ってお昼とした。
直前に出発を一時間遅らせても、最初の計画書通りの時間に山頂に着いた。

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 時間はたっぷり有る。ゆっくり休んで下山に掛かる。
青空の下、登山道からは遠く北・中央・南アルプスの峰々が見え、
周りは紅葉真っ盛りの登山日和です。こんな良き日に皆んなは山へも行かず何やっとるの~!?。

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 駐車場に戻ると溢れた車が林道脇に何台もとまっていた。
月川温泉で汗を流し、今日はヘッドランプのお世話になることなく明るいうちに帰途に着いた。
 
 この黒沢はホントに恵那山の中では一番良い谷だと思いました。
今度は山頂にまだ少し雪が残る新緑の頃の遡ってみたいかな。
このHPを参考にトレースしているKANIアルパインの皆様、お勧めです。
来春一緒に行きましょう!。

記録:渡辺

恵那山 本谷川.黒沢

















































































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