阿智川支流 本谷川 黒 沢 【恵那山】

2014年4月13日
阿智川支流 本谷川 黒 沢 【恵那山】
渡辺・智尋・秀美・伊左治

瑞浪5:00=駐車場6:20/6:40-広河原登山口上入渓点7:15-不動洞・黒沢分岐7:50-
10m大滝10:20-恵那山山頂13:40/14:12-広河原登山口16:00
駐車場16:30/16:50-=瑞浪17:45

黒1-P1050673 (530x397)

この冬の恵那山の積雪は、
2月の二度の大雪でいつもの年より50cmは深い。山頂部で1m50cm位だろう。
本谷川黒沢は一昨年秋、紅葉の盛りに訪れとても気に入った谷だ。
今度は春、残雪期に行こうと決めていた。
今日は3人の同行者を得た。

黒2-P1050675

黒4-P1050677

登山口を見送り、暫らく林道を歩いてから谷へ降りる。
本谷川本谷に掛かる幾つかの堰堤は側壁に溜まった雪の壁を越した。
堰堤を過ぎ、谷を右へ左へと飛び石で何度も渡渉を繰り返す。

黒4-2-04413

黒3-P1050682

黒5-04413

黒沢と不動洞の分岐まで来ると更に残雪が増し
スノーブリッジはパックリとクレパス様に大きく割れている。
それにしても今年は想像以上に残雪が多い。

黒6-P1050691

黒6-2-04413

黒7-P1050694

黒7-2-04413

下部は谷が狭く両岸の雪の斜面を辿ったり
水線脇の岩を足を濡らさぬように超えていきます。

黒8-2-04413

黒8-P1050698

黒9-P1050705

黒10-P1050706

黒11-P1050712

滝1-P1050718

黒12-P1050716

谷が一層狭まった所に有るのは見覚えのある門の滝。
そこから更に詰め、谷が大きく屈曲して直ぐに20mほどの大滝が飛沫を上げて落ちている。
先回は滝の右脇のルンゼを詰め、滝落口と同じ高さまで登った所から
滝上の左岸の密集した笹を掴んでトラバ-スした。
今日はそのルンゼに大量の雪が詰まり、垂直な壁になっていた。

滝ー2-P1050719

その垂直の雪壁を登るのは止め、手前の尾根に取り付こう。
尾根に向かって真っ直ぐな狭いルンゼに一文字に残雪が着いている。
これを利用すれば尾根上に出るのは早い。と判断した。

黒13-P1050721

かなり急だが雪も確り着いているので問題ないだろう。
私が先頭で上り始める。ピッケルを打ち込み、アイゼンの爪を蹴り込んで登る。
登る都度に雪面は氷化し傾斜も強まる。
崩れた氷がカラカラいって続く3人へ雨あられの様に落ちていく。
20mほど登ったところでここを登ったことを後悔し始めた。
いや、ロープを出さずに登った事を。

黒15-P1050725

狭い樋状のルンゼの中、私がここで落ちたら下の三人も道連れだ。
まだ尾根まで5mはある。太い潅木から右へトラバースし樹林帯へ逃げ、ロープを下に降ろす。
ラストの秀美さんは二人を追い越しフリーで登ってきた。
こうゆう雪壁のクライミングに慣れていない和田君と伊左治に、いきなりココを登らせたのは問題だな。

黒14-P1050731

全員尾根に出て、少し登ったところから懸垂で本流へ下降する。
そこから上流へは殆んど谷は雪で埋まってた。
先年水流に沿って登った綺麗な階段状の30mの滝も雪の間から上部一部だけが顔を出していた。
ロープを出したりして時間をたっぷり使ってしまった。
ここからがまた長かった。

黒16-P1050742

先頭でキックステップをすると左の膝が悲鳴を上げ始めたので最後まで後尾を登らせてもらった。
ヒーハー言いながらも高度は上がっている。中アや南アが遠くに見えてきた。
ルートハントはトップを行く秀美さんに任せた。

黒17-P1050748

途中で気持ちが萎えて登山道のある尾根に「逃げようか」とも提案したけど
皆が「折角だから行きましょう」と言うから登り続けたね。
ついに稜線に出た。
それも恵那山の看板の真裏だ。ヤッタネ!、でも疲れたね!!。
出発してから7時間。
疲れたけど皆の顔は満足げだ。

黒18-P1050750

黒21-P1050752

下りは早い。たっぷり雪が残っているし、腐り始めた雪がクッションになって脚にも優しいし。

黒20-P1050754

黒22-P1050760

残雪期の山は楽しい。また今日は少しだけアルパイン気分を味わえたしね。
やっぱり恵那山は、いやガイド本に無い谷を遡行するのは楽しいや。
さて、次は何処の谷を探ろうかな。
記録:渡辺

恵那山 本谷川黒沢2014413



















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