十石山 BCスキー 

2015年1月12日
十石山 BCスキー  【乗鞍岳】
渡辺・大祐・水野・林・秀美・(野村・長井)

7:40-12:10-14:15
「十石山へ行きませんか」と水野君からメールをもらう。
もちろん山スキーで、だ。もちろん行きたいのだが、
まだまだ新雪・深雪のBCスキーへ行く自信はないのである。
そのために今シーズンはスキー技術向上に今まで以上に励んでいるのだが。
『十石山か、行っちゃっていいのかなぁ、行っちゃう。』
雪の十石山へは是非行ってみたいと思っていたから、この機会を逃したら、
今度何時行けるのか分からないのである。

前日、やぶはらスキー場から乗鞍高原へ移動。
大祐君とその友達二名と温泉で合流し、
吹雪く中、○○の駐車場にテントを張ってプチ宴会。

十石1-P1120003

十石2-P1120009

十石3-IMG_3146

白骨温泉の林道脇に車を置いて出発。二人の御仁もご同行である。
林道から外れて尾根に取り付く。
若い奴ら(私からすると)が、ガンガンと先頭でラッセルをしてくれる。
私は風邪に似た症状の喉痛の性もあり、遠慮なく後に続かせてもらった。
と、いうより深雪・急登でキックターンが上手く出来ず
何度も手こずるり体力を無駄に消耗する。
大祐くんにコツを教わった。
昨シーズン、春山のキックターンはサクサクこなせたのに。
ヤッパ深雪は登りからして私は技術が不足しているのである。

十石4-P1120015

十石5-P1120011

登れば登るほど、行く前からの不安が増してくる。
『本当に着いて来ちゃって良かったのか』
出発してから5時間半。台地手前の緩やかな樹林帯の尾根上。
まだ山頂まで二時間弱は掛かるだろう。
たまに陽が射すものの森林限界は強風吹きすさんでいるだろう。
森林限界どころか私の精神が限界であった。
ここを終了点にさせてもらう。

十石6-IMG_3151

十石7-P1120010

十石8-P1120018

シールを剥がし、いよいよお楽しみの滑降である。私以外はね。
急で林が密な滑降にはビビってしまい、板はハの字で重心が後ろに下がる。
急斜面が怖いのではない。何にビビっているかというと、
ここでコケたら、深雪から這い出すのは非常に困難だと思うからなのである。
3回ターンした所で足首から内脚付け根まで全てが痙った。どう曲げても回復しない。
回復しないから 「もう動けない」 と弱音を吐くわけにもいかない。
みっきーさんに「足を揃えろ」とアドバイスを受ける。
その言葉を信じ、足を揃え体重を足裏に掛けてターンしてみた。
『沈まんやん!』
もう一度ターンしてみる。
『行けるやん!』

十石9-P1120019

十石10-P1120024

それからは不格好ながら何とか下のコルまで降りてくることは出来た。
そこでまたシールを貼ったが、TLTの爪が起きずにモタモタする。
水野君がビンビングの下に詰まった雪を出してくれて解決。
シールの着脱は家で何度も練習をしてきた。
けれど、こんな些細なトラブルさえ自力で解決出来ないのである。

十石11-P1120026

除雪された林道に出たとき、私はどう思ったか。
『ホッとした』 ソレは30%位かな。
『もっと滑っていたかったな』 コレが70%位なのである。

十石12-P1120028

今思うこと。
「ゲレンデばかりじゃなく実際山に入らなければ学べない事は沢山ある」と、人は言う。
雪山歴37年。誰よりも雪山の経験値は高いと自負している。
しかし雪山でのBCスキーは全く別物だとつくづく思う。
歳と共に体力が落ちてくるのは如何ともしがたいが、
これほどスキーを扱う技術が無くてはどうしようもないな。
全く余裕が無くなる。ポケットから地図を取り出す気力も無くなるのよね。
人が行く方へ、ただ信じて着いていくだけ。それも必死でね。
山でもたつく事は仲間の安全、生死にも関わります。
こんなの私がやってきた山歩きじゃない。…のである。
これほど山深かく新雪深いBCスキーでどれだけ今の私の技量が通じるか、
また、まだまだ資格は無いと確認でき、非常に有意義であった。
三年前、冬の野伏の帰りに近藤さんから
「もっとスキー場通って練習せなアカン」 と言われた。
その時は 『この歳で今更ゲレンデ…』 と思ったものだ。
今はゲレンデで少しずつだが上達している感があることが楽しい。

最後に、
「楽しかった~!。次、何処行く?。」
記録:渡辺











































スポンサーサイト
カテゴリ
FC2カウンター