柿其川支流  岩倉川・樽ケ沢 岩倉川・本 谷

2008年7月26日・27日
柿其川支流 岩倉川・樽ケ沢
         岩倉川・本 谷  【天然公園】


 林道から沢を見た第一声は「水量が少ないね」だった。今回は合宿(泊まり)なので、思う存分、沢と遊べる!。ゲートに車を停め、身支度を整える。食糧やテントは車に置いて行けるので、荷物が軽くていい…はずが、異様にでかいザックを指摘される人も。何が入っているんだろう??。
 一日目は樽ヶ沢。美香さんが「今までで一番すばらしい沢」と称える沢だ。確かに水は透き通ったエメラルドグリーンだし、沢が広くて明るい。泳ぎの苦手な私でも、さっそく泳ぎたい気になってくる。

          IMG_0876.jpg

 入渓してまもなく、2段10m程の滝が現われた。いつの間にか渡辺さんが滝に取り付いてる。ちょっと苦戦しているか?・・あ、滑った!!(すぐ体勢を立て直し、私たちも胸を撫で下ろす)。下段の滝を登ると、そこから藪の中へ消えていった。そしてザイルが下りてくる。私たちの番だ。最初の取り付きは水量の多い方に体を向けなければならない。私はコンタクトレンズを装着している為、大丈夫かな~?と不安だったが、やはり顔に大量の水しぶきを受けた途端、コンタクトレンズは瞼の裏に退散し、視界はひどくぼやけてしまった。見えないので焦り、また、滝を登ってからの藪にも苦戦し、しょっぱなからグッタリしながら滝の上に辿り着いた。

IMG_0879.jpg

 樽ヶ沢は「綺麗なナメ」と「急に現われる滝」の繰り返しだった。厳しくない場所では渡辺さんや木俣君が釣りを楽しみ、私と基さんは泳いだり、岩の上に寝転がって移動を待ったりした。

IMG_0886.jpg

IMG_0892.jpg

 今回、監督に習って水中眼鏡を持っていったので、それで淵を覗くとアマゴがたくさん泳いでいるのが見えて面白かった。糸を垂らすと入れ食い状態の時もあった。夕ご飯のメニューに焼き魚が加わった。

IMG_0905.jpg

IMG_0917.jpg

 滝はどれも巻かないと超えられないものばかりで、巻く最中の足場も容易ではなかったので、5つくらい超えると、もうお腹一杯、滝はもういいよ~という感じになった。渡辺さんが「滝はもう終わりだ」と言ってから2つもあった!。

IMG_0925.jpg

 遠くから木を切り倒す音が聞こえる。今朝、ゲートで行き交った林業の2人組だな。私たちも既に伐採した後の禿山にルートを変え、林道に出ることにした。泳ぎで濡れた体もほぼ乾き、日差しは強いが、風がとても爽やかだった。林道を下っていると林業の2人組に「乗っていかないか」と声をかけられる。なぜか渡辺さんが断りかけたが、結局乗せてもらうことになり、行程3分の2辺りで林道歩きにも嫌気がさし始めた頃だったのでとても嬉しかった。車内で基さんが要らん事を話すのだけはヒヤヒヤした。

IMG_0928.jpg

 ゲートで2人にお礼を言い、車を見送り、さぁ夕ご飯の支度だ!。私は湯を沸かし、ビーフシチューとアルファ米の調理にかかった。傍らの焚き火では釣った魚と、基さんが準備したシュラスコ風豚のヒレ塊肉を炙る。最初、基さんは肉を刺した串を手に持って火に炙っていたが、串が短すぎて、「熱くて持てない」と悲鳴を上げていて、あわや失敗の様相を見せかけた。渡辺さんの助言で石を利用して、持たなくても炙れるように工夫されたヒレ肉は、たくさん振りかけられたガーリックペッパーの刺激たっぷりの大変美味な一品となり、基さんはこの日の夕食の勝者となった。ちょっと水っぽいビーフシチューの立場の無いことよ・・・。

IMG_0939.jpg

 翌日は浦本さんが美香さんを乗せて6時前に合流。御岳ウルトラマラソンを完走したばかりの浦本さんは山行には参加せずに、山と家庭サービスを天秤にかけ、家庭を取った基さんを乗せて帰って行った。よって、メンバーは変るが本日も4人。

IMG_0951.jpg

IMG_0954.jpg

 本日の岩倉川は、以前、遡行の計画を立てつつも眼前の滝(称:浦本谷)に心を奪われ浮気をした為に初めて登る沢。またまた綺麗な水に出迎えられ、今日は最初から「泳ぐぞ~!!」と気合充分。入渓してさっそく泳いだ。足場はしっかりとあり、登りやすい沢だ。更に行くと、幅広の滝の下に翡翠のプールが!。泳ぎたかった…けど、さっき泳いだし、今日は帰る日だからあまり遅くなってもいけないし・・・。実は、ちょっと深そうだったのもあって尻込みしていたんだけど、泳げば良かった。今回の心残り…。そこからは私の水を求める心に火が着き、ザックごと水につかってみたり、存分に沢と戯れた。昨日ほど水が冷たくなくて、濡れた体で歩いても気持ちいいばかり。

IMG_0966.jpg

IMG_0973.jpg

IMG_0990.jpg

岩倉川には難しい滝は無く、1回懸垂下降はしたが、直登はできない大きな滝でも容易に巻けるものが多かった。そして、綺麗なナメや堰堤の上に広がる静かな浅瀬などのある、やさしい沢だった。昨日はアマゴの沢だったが、ここは岩魚の沢。釣り人たちは釣りに熱中。

IMG_0991.jpg

IMG_0997.jpg

やがて林道に出て、今回は乗せてくれる車もなくゲートまで林道歩き。帰り道でにわか雨にあったが、2日とも晴天に恵まれ、気持ち良く沢登りを堪能した合宿だった。
                                                    記録 栄

          IMG_1000.jpg




スポンサーサイト
カテゴリ
FC2カウンター